来春オープンの県立美術館をPR バッジを製作 倉吉

来年春に倉吉市に県立美術館がオープンするのに向けて、地域住民の有志がPRのためのバッジを製作し、3日、市に完成を報告しました。

鳥取県中部の住民で作る「美術館を応援する中部地区の会」は、来年3月30日に倉吉市に県立美術館がオープンするのに向けて、地元の盛り上げに一役買おうとバッジを製作し、団体の2人が倉吉市役所を訪れて完成を報告しました。
広田市長は団体の代表からバッジを手渡されると、さっそくスーツの襟元につけていました。
バッジは「鳥取」にちなんでひらがなの「と」の形をした体に帽子をかぶった顔が特徴のキャラクターの形をしていて、鳥取県中部の自治体や経済団体などで作る協議会が、5年前に公募したロゴマークのデザインとなっています。
団体では今後、このバッジを倉吉市社会福祉協議会で1個500円で販売するほか、県中部の自治体や経済団体などにバッジの購入を依頼し、県外出張などの際につけてもらうことで美術館のPRにつなげたいとしています。
バッジを製作した団体の高橋哲也代表は「バッジをつけていろいろなところに出てもらい『これは何?』という会話から、県立美術館があるまちをPRしてほしい」と話していました。