三朝町と大学が連携 “観光を快適に”地図作成

温泉で知られる三朝町を訪れる人に観光を快適に楽しんでもらおうと、町は短期大学の学生と連携して、公共トイレやバス停などの場所が探せる地図を作成しました。

この地図は、三朝町が鳥取短期大学の学生と連携して作成したもので、三朝町のホームページに公開されています。
地図には授業の一環で町を歩いた学生が「場所がわかると便利だな」と感じた、自動販売機や駐車場、それに足湯など7種類の施設のあわせて52か所の位置が色分けされて表示されます。
このうち黄色で示される公共トイレの地点をクリックすると、多目的トイレやおむつをかえるシートがあるかなどトイレごとの機能がわかります。
また、緑色で示されるバス停の地点をクリックすると、バスの時刻表のページにつながるURLを確認することができます。
三朝町では、今後も短期大学の学生と連携し、示すことができる地点の数を増やすほか、防災関係など観光以外でも地図の活用を検討するということです。
三朝町企画健康課は「『あったらいいな』と思う情報を網羅したマップになった。観光や町歩きの際の一助になればと思う」と話しています。