二十世紀梨の原木まつる神社で果物の豊作祈願する神事 鳥取

鳥取県特産の二十世紀梨の原木などをまつる鳥取市の木乃実神社で26日、果物の豊作を祈願する神事が行われました。

鳥取市の木乃実神社は、二十世紀梨の原木をはじめ、柿とぶどうの古木をご神体としてまつっていて、毎年この時期に、果物の豊作を祈願する神事が行われています。
神事には、JAの関係者や県内の果物の生産者などおよそ40人が集まり、神職が祝詞を読み上げたあと参列者が玉串をささげました。
JA全農とっとりによりますと、ことしの梨は春から天気がよく気温が高い日が続いていて、順調に生育が進んでいるということです。
一方、梨の生産量については生産者の高齢化が進み、栽培面積が去年の9割あまりにとどまっていることから、前の年を下回りおよそ4900トンになる見通しだということです。
参列した梨の生産者は「去年は天災もありましたが、ことしは作柄がいいので、このまま順調に育ってくれればいいなと思います」と話していました。