南部町「とっとり花回廊」ゆりまつり 8万本のユリ見頃

南部町にある花のテーマパーク「とっとり花回廊」で、見頃を迎えたおよそ8万本のユリを楽しめる「ゆりまつり」が開かれています。

「とっとり花回廊」では、園内に自生地があるユリを施設のシンボル「メインフラワー」としています。
6月上旬からは、恒例の「ゆりまつり」が開かれ、およそ80品種、8万本のユリを楽しむことができます。
このうち「エリノメ」という品種は、白い花がまっすぐ空を向いて咲いていて、“純潔”というユリの花言葉を象徴しています。
またオランダ原産の「アルマンデイル」は、真っ赤に燃えるような色合いが特徴です。
園内の奥にある「秘密の花園」と呼ばれるエリアでは、中国地方の最高峰・大山を背景に、黄色やピンクなどのユリが一面に咲いていて、訪れた人が散策しながら写真を撮っていました。
鳥取市から訪れた、80代の男性は「自宅でもユリを作っていますが、ここのユリはきれいに咲いて、色が良いのが魅力です」と話していました。
「とっとり花回廊」の尾西美紗子さんは「ユリは華やかな姿や、上品で優しい香りが魅力です。この時期にしか楽しめない品種もあるので、ぜひご覧ください」と話していました。
「ゆりまつり」は6月30日まで開かれています。