医療機器部品の県内企業が韓国医療機器メーカーと商談 鳥取

医療機器向けの部品を製造している県内の企業が、韓国の医療機器メーカーに自社の技術をPRする商談会が、3日、鳥取市で開かれました。

30年前に鳥取県と友好提携を結んだ韓国のカンウォン道には医療機器メーカーが集積していて、県産業振興機構は、2013年からお互いの工場を視察するなどの交流を続けています。
鳥取市のホテルで開かれた商談会には、鳥取市や米子市などの機械部品の製造会社7社、韓国からは医療機器や美容機器のメーカー5社が参加しました。
商談は5つのテーブルに分かれて行われ、県内の企業の担当者が、自社で製造している医療機器向けの部品について実物や画像を示して説明すると、韓国側の担当者は小型化できるかや、量産が可能かなどを質問していました。
韓国の医療機器メーカーの社長は「日本の技術力と韓国の商品開発力を生かし、協力して製品をつくっていきたい」と話していました。
また米子市の電子部品メーカーの担当者は「ものづくりは、すぐに結果が出るわけではないので、信頼関係を築いて進めていきたい」と話していました。