「危険物安全週間」灯油貯蔵タンク火災想定の訓練 境港市

2日から始まった「危険物安全週間」にあわせて、境港市で地震により灯油の貯蔵タンクから火が出たという想定の訓練が行われました。

この訓練は「危険物安全週間」にあわせて、境港市にある石油や灯油などの貯蔵施設で行われ、消防と施設の従業員およそ30人が参加しました。
訓練は鳥取県西部で地震が発生し、灯油をためる高さ14メートルのタンクから火が出たという想定で行われ、施設の従業員たちがホースをつなぎ合わせたあと、水を消火剤に見立ててタンクに向けて放水しました。
このあと現場に消防のはしご車2台が到着して、放水を行いました。
訓練に参加した東西オイルターミナル境港油槽所の實繁雄司所長は「迅速かつ的確な作業ができるよう心がけて訓練を行った。今後も訓練を通して所員のレベルアップを図っていきたい」と話していました。
境港消防署の岩本和貴署長は「危険物施設では消防と事業所で力を合わせないと被害は食い止められないので、これからも継続して訓練を行っていきたい」と話していました。