「長瀬高浜遺跡」出土品を展示 湯梨浜町立図書館

湯梨浜町にある弥生時代から古墳時代の集落跡「長瀬高浜遺跡」から発掘された「いろり」の跡や、土器などの出土品の展示が、湯梨浜町の町立図書館で行われています。

湯梨浜町の北条砂丘にある「長瀬高浜遺跡」は、弥生時代から古墳時代にかけての竪穴住居などの集落跡で、およそ8万平方メートルある遺跡のうち8500平方メートルについて、鳥取県教育文化財団が、おととしからことし11月にかけて発掘調査を進めています。
湯梨浜町の町立図書館では、去年までの調査成果を紹介しようと、15日から遺跡の出土品などが展示されています。
このうち、古墳時代前期ごろの竪穴住居跡から発掘された「いろり」の跡は、液体の樹脂を表面に塗り乾燥させて作ったレプリカで、ほぼ出土当時の状態を見ることができます。
ケヤキの炭のほか、灰が飛散しないように周りに土を盛った珍しい状態で見つかりました。
このほか、土器8点はほぼ割れておらず、当時の焦げた跡なども見つかっていて、県教育文化財団では当時の調理方法を解明するための貴重な資料となるとしています。
鳥取県教育文化財団の坂本嘉和文化財主事は「とても貴重な資料なのでぜひ見てもらい、古墳時代の人々の生活に思いをはせてほしい」と話していました。
この展示は5月26日まで行われ、5月29日から6月9日までは、湯梨浜町中央公民館の泊分館でも行われます。