スーパー跡地に生鮮食品扱うコンビニ 八頭町議会予算を可決

去年閉店した八頭町のJA系のスーパーの跡地に、生鮮食品を扱うコンビニが出店する見込みになったことを受けて、八頭町議会は、土地の取得や店舗の建設を補助する費用4200万円あまりを盛り込んだ補正予算を全会一致で可決しました。

去年9月末に閉店した八頭町にあったJA系のスーパー「トスク丹比店」の跡地には、鳥取県東部でコンビニをフランチャイズ運営する「瀬戸商店」が「ローソン」を出店する見込みです。
15日、八頭町議会の臨時会が開かれ、スーパーの跡地の取得や店舗の建設を補助する費用4250万円を盛り込んだ補正予算案が提案され、採決の結果、全会一致で可決されました。
コンビニでは、野菜や魚・肉などの生鮮食品が販売されることになっていて、ことし8月から店舗の建設工事が始まり、11月に開店する予定となっています。
八頭町に住む80代の女性は「隣の若桜町のスーパーに買い物に行くにも、1週間に1回しか行けません。出店を楽しみに待っています」と話していました。
また40代の女性は「トスクが閉店して不便だなと思っていました。跡地にお店ができたらまた活気が生まれると思います」と話していました。
90代の女性は「遠くの店に買い物に出ると1週間分を買いだめしないといけないので、すぐ目の前にお店ができると助かります」と話していました。