鳥取銀行 来春入行の大卒行員初任給 2万円引き上げへ

鳥取銀行は、来年春に入行する大卒行員の初任給を2万円引き上げ、24万円にすると発表しました。

鳥取市に本店を置く鳥取銀行は5月1日、大学や大学院を卒業して来年春に入行し、転居を伴う転勤のある行員の初任給を2万円引き上げて24万円にすると発表しました。
初任給の引き上げは2年連続で、このほかすべての行員の給与についても、定期昇給を含め平均6%程度の賃上げを行うということです。
鳥取銀行は「地域の将来を担う多様な人材確保が目的だ。行員が能力を最大限発揮できる環境を整え、地域経済の持続的発展に貢献できる『人財』を育成していく」としています。
山陰地方では松江市に本店を置く山陰合同銀行が、今年度から初任給を全国の地方銀行と比べてもトップクラスとなる26万円に引き上げていて、人材の獲得競争が激しくなる中、県内企業に初任給や賃上げの動きがどこまで広がるか注目されます。