山陰各地で真夏日に 鳥取砂丘は大勢の観光客でにぎわう

山陰の各地でことし初めて30度以上の真夏日となる中、鳥取市の鳥取砂丘は大勢の観光客でにぎわいました。

5日の中国地方は、高気圧に覆われてよく晴れ絶好の行楽日和となり、このうち鳥取市の鳥取砂丘にも県内外から大勢の観光客が訪れました。
5日は▼鳥取県境港市で31.3度、▼松江市と出雲市で30.4度など、山陰の各地でことし初めての真夏日となったほか、▼鳥取市でも29.1度と7月上旬並みの暑さとなりました。
訪れた人には半袖姿の人も多く、はだしになって砂の感触を確かめながら歩いたり「馬の背」と呼ばれる小高い丘にのぼって砂丘と青い海が広がる風景を楽しんだりしていました。
大阪・堺市から訪れた12歳の男の子は「砂丘には初めて来ました。歩くのがとても大変だったけど、砂丘の先の海がきれいでした」と話していました。
岡山市から家族で訪れた50代の男性は「砂丘には初めて来ましたが、思ったよりも広かったです。自然も想像以上に雄大で、来てよかった」と話していました。
鳥取市によりますと、ことしの大型連休の10日間に鳥取砂丘にはおよそ18万5000人が訪れる見込みだということです。