パリ五輪ローイング代表内定の古田直輝選手 母校の米子工業へ

ローイングでパリオリンピックの代表に内定した南部町出身の古田直輝選手が、母校の米子工業高校を訪れ、生徒たちの前で意気込みを語りました。

27歳の古田選手は4月にペアで出場したローイングのアジア・オセアニア予選、男子軽量級ダブルスカルで優勝し、パリオリンピックの代表に内定しました。
ふだん埼玉県を拠点に活動する古田選手は2日、米子市にある母校の米子工業高校を訪れ、全校生徒およそ450人を前に、オリンピックの代表内定を報告しました。
そして「高校生のとき勉強は得意ではなかったが、ボートだけは誰にも負けたくないという気持ちだった。パリオリンピックでは精一杯頑張ってきたい」と意気込みを述べました。
これに対し、古田選手の後輩にあたるボート部キャプテンの宇田悠生さんが「世界で活躍する古田先輩の姿は、僕たち現役部員の憧れであり目標です。これからも頑張ってください」と激励しました。
古田選手は3日に埼玉に戻って、5月6日からはフランスで合宿を行う予定だということです。
古田選手は「高校のときに戻ったような懐かしい感じがしたし、激励の言葉が励みになった。メダルをかけてもう一度母校に帰って来られたらいい」と話していました。