県東部生産の地鶏や和牛 農産物使った新商品の試食会

鳥取県の東部で生産された地鶏や和牛の消費拡大につなげようと、地元の農産物も使った新しい商品が開発され、試食会が行われました。

新商品を開発したのは、県内の食材を使った商品を販売している会社で、鳥取市から依頼を受けて3か月ほどかけて完成させました。
鳥取市役所で行われた試食会では、深澤市長などが地鶏をソースで味付けした4種類の「照り焼きチキン」や「牛飯の素」を味わいました。
地鶏にかけられたソースは、いずれも県東部で収穫されたイチゴやショウガ、白みそなどで味が分かれていて、深澤市長は「地鶏は4種類それぞれに特徴があるほか、和牛も旨みが凝縮されていてとても美味しい」と舌鼓を打っていました。
商品を開発した会社の薮内幸二部長は「食材それぞれの良さを引き出せるよう試作を重ね、完成度の高い商品となった。今後も地元の食材を組み合わせた商品を開発して消費を拡大していきたい」と話していました。
今回開発された商品のうち、地鶏を使ったものは6月から通販で販売したり、ふるさと納税の返礼品として使われたりするほか、和牛を使ったものはすでに県内外のスーパーで弁当などに入って販売されているということです。