湯梨浜町の海岸にクジラ漂着 すでに死んでいて県が対応検討

24日、湯梨浜町の海岸の岩場にクジラが漂着しているのが見つかりました。
クジラはすでに死んでいて、県はどのように対応するか検討しています。

24日午前11時ごろ、湯梨浜町小浜の住民から「クジラの死骸が漂着している」と地元の漁協に連絡がありました。
県の担当者が現場を訪れたところ、小浜港近くの岩場に体長が10メートルから15メートルほどのクジラが漂着していて、すでに死んでいるのが確認されました。
県が詳しく調べたところ、クジラはイワシクジラかニタリクジラとみられていて、腐敗が進んでいるということです。
県は、クジラの状態をさらに確認したうえで、どのように対応するか検討することにしています。
クジラを目撃した地元の60代の漁師の男性は「まさかここでクジラを見るとは思わなかったのでびっくりした。時間がたつと腐敗で臭いもひどくなるので、どのように処理されるか心配だ」と話していました。