県東部で枯れ草火災相次ぐ 5月にかけ火の取り扱いに注意

鳥取県東部では4月に枯れ草が燃える火災が相次いでいて、消防と県は乾燥する日が多くなる5月にかけて、火の取り扱いに注意するよう呼びかけています。

鳥取県東部広域行政管理組合によりますと、ことしに入って県東部で発生した枯れ草が燃える火災は8件で、このうち4件は4月12日から16日にかけて発生しているということです。
このうち3件は刈った草やゴミを燃やしているときに、周囲の枯れ草に燃え移って発生したということです。
県によりますと4月から5月にかけては、田植えなどの農作業が本格的に始まることから、刈った草を燃やしたり、野焼きしたりする機会が増えることに加え、空気が乾燥する時期であることから、枯れ草火災が発生しやすくなるということです。
県消防防災課は、刈った草を燃やしたり野焼きをしたりする場合は、近くの消防局に必ず相談の上届け出を行い、水を用意するなど消火の準備を行い、火が完全に消えるまで見届けるようにするほか、乾燥している日や強い風が吹いている日は、火を扱わないよう呼びかけています。