智頭急行 新しい制服発表 開業30年にあわせ変更

智頭駅と兵庫県の上郡駅を結ぶ第三セクターの智頭急行は、ことしの開業３０年にあわせて、６月に導入する新しい制服を発表しました。

このうち、乗務員と駅員の制服が変更されるのは、２１年ぶりで、性別によって異なっているデザインを統一したことが大きな特徴です。
帽子にデザインされている帽章と呼ばれるマークは、沿線にある恋山形駅にちなんで「恋」という文字をベースに、路線が通る鳥取、岡山、兵庫の３つの県をイメージした星の形があしらわれています。
一方、車両や線路など設備の管理を行う社員の制服は、開業以来、初めて変更され、動きやすいように軽くて伸縮性のある素材を採用しました。
新しい制服は、ことし６月中旬に導入される予定ですが、上着の着用については、気候や体調に応じて、社員が自由に判断できるようにします。
智頭急行の西尾浩一社長は「社会全体でも制服を見直す動きがある中、男女どちらでも自然に着られるような制服を目指した。ことしで開業から３０周年となるが、思いを新たにして走り続けていきたい」と話していました。