鳥取市鹿野町で江戸時代から続く「鹿野まつり」6年ぶり開催

城下町の町並みが残る鳥取市鹿野町で江戸時代から続く「鹿野まつり」が6年ぶりに開かれ地元の住民が屋台を引いて町を練り歩きました。

2年に1度開かれる「鹿野まつり」は新型コロナウイルスの影響で2回連続で中止となっていました。
6年ぶりの開催となったことしの祭りでは正午前に多くの地元の人や観光客が見守るなかみこしやちょうちんで飾り付けられた屋台の行列が出発しました。
屋台は大きいもので幅およそ4メートル、高さおよそ7メートルもあり、ゆかたを着た人たちがかけ声を出しながら綱を引っ張って城下町を練り歩きました。
また赤色の獅子も登場し、家の玄関先で笛や太鼓の音楽に合わせて舞いを披露したり、頭をかまれると賢くなるといわれていることから、子どもたちの頭を口に入れたりしていました。
鹿野町の小学6年生の男の子は「祭りがはじまるのをわくわくしていました。友だちとも話しながら楽しんでいます」と話していました。
祭りの代表を務める畑岡颯太さんは「この祭りは鹿野の顔なので6年ぶりに開催できてついに本番が来たという思いです。みなさんが楽しんでくれていて最高です」と話してました。