元郵政大臣 平林鴻三氏死去 鳥取県知事も務める

元郵政大臣で、鳥取県知事も務めた平林鴻三さんが、3月28日に心不全で亡くなりました。
93歳でした。

平林鴻三さんは自治庁に入った後、鳥取県の財政課長や総務部長を務め、昭和49年の知事選挙では、当時全国最年少の43歳で初当選しました。
そして知事を3期目の途中で辞職し、昭和58年の衆議院選挙では自民党から立候補して初当選し、通算で5期、16年余りにわたって衆議院議員を務めました。
平成12年には森内閣で郵政大臣を務めました。
平林さんは、知事時代にオイルショック後の物価高騰対策や、鳥取と東京を結ぶ航空便の就航、昭和60年に開催された「わかとり国体」の誘致などに取り組みました。
鳥取県によりますと、平林さんは3月28日、心不全のため鳥取市の自宅で亡くなりました。
93歳でした。