きのこ料理全国コンクールで最優秀賞 倉吉の教員が知事に報告

きのこを使った料理の全国コンクールで、最優秀賞に選ばれた倉吉市の高校の教員が3日、平井知事に受賞を報告しました。

県庁を訪れたのは、倉吉市の倉吉北高校の調理科主任の中村篤志助教諭です。
中村さんはみずから考案したきのこ料理「しいたけのサバイヨングラタン・アラ・とっとり」で3月に東京で開かれた「きのこ料理コンクール全国大会」で、最優秀賞の林野庁長官賞を受賞しました。
「しいたけのサバイヨングラタン・アラ・とっとり」は、いずれも鳥取県特産の原木しいたけと白ねぎ、長いもの“ねばりっこ”などを炒めて、卵と日本酒・らっきょうを混ぜたソースをかけた料理です。
コンクールではそれぞれの食材の持ち味と、きのこのうまみが凝縮されている点などが評価されたということです。
料理を試食した平井知事は「しいたけの味わいが強く、らっきょうがシャキシャキしている。県内の料理店でも提供してほしい」などと感想を話していました。
中村さんは「鳥取県の食材の魅力を伝えたいと思ってこの料理を考えた。来年は生徒たちがこのコンクールに出場できるよう指導したい」と話していました。