タイの大手旅行会社幹部が県内の観光地視察 ツアーを計画

タイの大手旅行会社が、鳥取県内をめぐる観光ツアーを新たに計画することになり、2日から会社の幹部が県内の観光地の視察を始めました。

視察しているのは、タイの大手旅行会社の副社長など3人です。
初日の2日はまず、鳥取砂丘に隣接する鳥取市の「砂の美術館」を訪れ、4月19日から始まるフランスをテーマにした砂の像の展示会へ向けて、制作が進む様子を視察しました。
副社長らは、館長から毎年テーマを変えた展示をしていることや、像は砂と水だけで作っていることなどについて説明を受けました。
続いて、リフトに乗って鳥取砂丘を訪れ、写真を撮ったり「馬の背」と呼ばれる丘に登ったりして景色を楽しんでいました。
初めて鳥取を訪れたというタイの旅行会社の副社長は「多くのタイ人が日本のことを好きなので、この景色を気に入ってくれると思う」と話していました。
3人は4月5日まで三朝温泉や皆生温泉に宿泊し、倉吉市の白壁土蔵群や、境港市の水木しげるロードなど県内を代表する観光地を視察する予定です。
この旅行会社は視察を踏まえ、鳥取県内各地をめぐる観光ツアーを、ことし秋ごろに行う計画だということです。