県議補選 鳥取市選挙区 山本暁子氏と玉木裕一氏が当選

議員の辞職や公民権停止による失職で欠員が生じたことに伴う県議会議員 鳥取市選挙区の補欠選挙は24日投票が行われ、自民党が推薦した山本暁子 氏と、日本維新の会の玉木裕一 氏が初めての当選を果たしました。

県議会議員 鳥取市選挙区の補欠選挙の開票結果です。
山本暁子、無所属・新、当選。1万9076票。
玉木裕一、維新・新、当選。1万1613票。
吉田正、無所属・新。9904票。
議員の辞職や公民権停止による失職で欠員が生じたことに伴って行われた補欠選挙は、自民党が推薦し公明党県本部が支持した山本氏と、日本維新の会の玉木氏が初めての当選を果たしました。

山本氏は鳥取市出身の42歳。
6年前、Uターンで地元に戻り、ITエンジニアとして働くかたわら、猟師として活動してきました。
選挙戦では、ITを活用した中山間地域の振興や教育や子育ての充実を訴え、初めての当選を果たしました。
山本氏は「トップ当選でき感謝のことばしかない。投票してくれた1万9000票の重みや期待の大きさを感じている。当選できたことで、やっとスタート地点に立てた。3年間、一生懸命 鳥取県のために尽くしていきたい」と述べました。

玉木氏は鳥取市出身の46歳。
おととしの鳥取市議会議員選挙でトップ当選したあと、1期目の途中で辞職し、今回の補欠選挙に立候補しました。
選挙戦では、議員報酬と議員定数の削減、経済と観光の振興のほか、教育費や給食費の無償化を訴え、初めての当選を果たしました。
玉木氏は「政治がこのままでよいのかということと、新しい政治や新しい風を市民や県民も求めていると思う。まずは現役世代や若者、子どもたちが希望を描けるような鳥取に必ずしていきたい」と述べました。

議員の不祥事により、去年4月の県議会議員選挙から1年とたたずに実施された今回の補欠選挙の投票率は27.6%でした。