鳥取砂丘など名所を駆け抜ける鳥取マラソン 5年ぶり開催

鳥取砂丘など鳥取市内の観光名所をランナーが駆け抜ける鳥取マラソンが5年ぶりに開催されました。

鳥取マラソンは新型コロナウイルスの影響で去年まで4年連続で中止やオンラインでの開催となっていました。
ことしは5年ぶりに実際のコースを使って開かれ、午前9時に2600人あまりのランナーが一斉にスタートし、鳥取砂丘や仁風閣などの市内の名所を駆け抜けていました。
コース上にはシロップにつけた鳥取特産の梨やらっきょうが用意された給水所も設けられ、少しだけ足を休めて味を楽しむ人の姿も見られました。
そしてゴールではランナーが鳥取の夏の風物詩、「しゃんしゃん祭」で披露される傘踊りの出迎えを受けながら次々とゴールしていました。
一般女子の部で優勝した林ひかるさんは「初マラソンということでどこまでいけるか全くわかりませんでしたが、声援が想像以上に力になってきついなかでも体を動かすことができました」と話していました。
鳥取出身で現在は東京に住んでいる男性は「地元で走りたいなと思って帰ってきました。応援や食事など鳥取の魅力がすごく伝わってきました」と話していました。