県立高校の一般入試合格発表 受験生が家族や友人と喜ぶ姿

県内の県立高校の一般入試の合格発表が14日に行われ、鳥取市の高校では、合格した受験生が家族や友人と喜ぶ姿が見られました。

合格発表は県内24の県立高校で、14日一斉に行われました。
このうち一般入試の倍率が1.06倍だった鳥取市の鳥取東高校には、発表を前に受験生や保護者が次々に集まり、緊張した表情で発表の瞬間を待ちました。
そして、合格者の受験番号が貼り出されると、合格した受験生たちは、家族や友人と抱き合ったり写真を撮ったりして喜びを分かち合いました。
合格した生徒は「自己採点が悪い点数で不安だったが合格できてよかった。これまで塾の送り迎えをしてくれた家族に感謝しています」と話していました。
友人4人と一緒に合格した生徒は「一緒に受かってうれしいし、高校生活も安心です。助産師を目指しているので勉強を頑張りたい」と話していました。
県教育委員会によりますと、ことしの県内の県立高校の一般入試には、全日制と定時制あわせて2702人が受験し、このうち全日制の倍率は0.84倍と、記録が残る1986年以降で最も低くなりました。
また定員割れした高校は、全日制が18校と去年から2校増え、1986年以降最も多くなりました。
定員割れした高校は再試験が行われる予定で、実施する学科やコースは3月18日に発表されます。