パラローイング米子の森卓也選手 パリパラ“必ず出場権獲得”

障害者のボート競技「パラローイング」でパリパラリンピック出場を目指す米子市の森卓也選手が、県スポーツ顕彰の表彰式に出席し「必ず出場権を獲得したい」と意気込みを語りました。

13日に鳥取市で行われた表彰式には、去年10月のアジアパラ大会でメダルを獲得した鳥取県関係の3人の選手が出席し、平井知事から「県スポーツ顕彰」が贈られました。
このうち米子市の49歳・森選手は車いす砲丸投げからボート競技の「パラローイング」に転向し、アジアパラ大会で銅メダルを獲得しました。
森選手はパリパラリンピックの出場権獲得をかけ、4月19日から韓国で開かれるアジア・オセアニア予選に出場します。
森選手は「応援してくれる人たちに結果で恩返しするため、これからも頑張りたい。必ずパリパラリンピックの出場権を取りたい」と話していました。
このほか、三朝町出身でスポーツクライミング日本代表の安井博志ヘッドコーチなど2人に「県スポーツ功労章」が贈られました。
安井ヘッドコーチは「鳥取の多くの方に支えていただいている。パリオリンピックでは金メダルを目指してチーム一丸となって頑張りたい」と話していました。