鳥取城北日本語学校で留学生の卒業式

外国人留学生が学ぶ鳥取市の日本語学校で卒業式が行われ、1年間の課程を修了した7人が式に臨みました。

鳥取市にある鳥取城北日本語学校では、1年間日本語を学んできたベトナムとマレーシアからの留学生7人が13日の卒業式を迎えました。
式では油野利博校長が「日本語を学習し、日本の社会に貢献する確かな自分の姿を思い描いてきたと思います。誇りと自信を持って学習や仕事に取り組んでほしい」とはなむけの言葉を贈りました。
これに対し、卒業生を代表してベトナム出身のドー・チョン・チュオンさんが「入学当初は毎日が驚きの連続でした。どんなことも一生懸命に明るく前向きにチャレンジできる人間になりたいと思います」と決意を述べました。
学校によりますと、卒業生のうち5人は県外の専門学校や日本語学校に進学するほか、2人は県外の企業に技術者として就職するということです。
ベトナム出身で兵庫県の社会福祉専門学校に進学する予定のファン・ティ・レーさんは「寂しい気持ちもあるが、新しい場所で挑戦できることにわくわくしています。これからも鳥取は最高で大好きな場所です」と話していました。