米子 昭和初期の郵便局舎が地域の交流拠点にリニューアル

米子市にある昭和初期に建てられた元郵便局の建物が地域の交流拠点としてリニューアルされ見学会が開かれました。

リニューアルされたのは、米子市の中心部にある旧角盤町郵便局舎です。
昭和10年に建てられた木造2階建ての洋風の建物は郵便局として使われた後、本屋として利用されていましたが4年前に空き店舗になり、建築士などでつくる地元のまちづくりNPO法人が去年10月から改修を進めていました。
見学会には25人が参加し、NPO法人の担当者から説明を受けました。
外壁は新築当時のミントグリーンの色に復元され、1階が交流スペースとなっていてカフェやキッチンとして活用されるほか、2階にある和室はレンタルスペースとして利用されます。
建物は、米子の方言で「集まろう」という意味を込めて「YORAIYA角盤」と名付けられ、来月(4月)20日にオープンします。
40代の女性は「ママ友や子どもたちが集まり、にぎわいが生まれる拠点になってほしい」と話していました。
NPO法人「夢蔵プロジェクト」の遠藤学副理事長は「使いやすく木のぬくもりがある施設にした。多くの市民やチャレンジしたい人に活用してほしい」と話していました。