鳥取大学で前期日程の合格者発表

6日、鳥取大学で前期日程の合格者発表が行われ、合格した受験生たちが家族や友人と喜びを分かち合いました。

鳥取大学では6日、2月に行われた2次試験の前期日程の合格者が発表され、新型コロナウイルスの影響で中止となっていたキャンパスでの合格者の掲示も5年ぶりに行われました。
小雨が降るなか鳥取市のキャンパスでは、発表時間の午前11時前には、合格者の受験番号が張り出される窓ガラスの前に多くの受験生や家族が並び、緊張した面持ちで発表を待っていました。
そして窓ガラスを覆っていた板が取り外されて合格者が発表されると、自分の番号を見つけた受験生たちは喜びの声を上げて記念に写真を撮影したり、家族に電話で合格を報告したりしていたほか、なかにはうれしさのあまり涙を流す人もいました。
医学部に合格した京都府の受験生は「小さい頃からの夢だった医学科に合格できて嬉しいです。立派な医者になれるように頑張りたいと思います」と話していました。
また地域学部に合格した県内の高校出身の受験生は「プレッシャーで苦しかったので合格できて嬉しいです。仲良い友達も一緒に受かってくれて気が楽になりました」と話していました。
発表された鳥取大学の前期日程の合格者はあわせて791人で、このうち県内の高校出身者は124人でした。
このほか6日は、公立鳥取環境大学でも合格者が発表され、235人が合格しました。