小学校入学前の園児対象に交通安全などの講習会 鳥取

これから小学校に入学する子どもたちを対象とした交通安全などの講習会が、鳥取市の幼稚園で13日に開かれ、園児たちは横断歩道の渡り方を学びました。

この講習会は鳥取警察署が開き、鳥取市の鳥取第二幼稚園の3歳から5歳までの園児190人が参加しました。
園児たちは、横断歩道では左右を確認して手を挙げて渡るように警察官から説明を受けたあと、正しい横断歩道の渡り方を練習しました。
そして道路の縁石の上を歩かないことや、見通しが悪い交差点では飛び出さず、しっかりと左右を確認することを学んでいました。
続いて不審者から身を守るための防犯標語「いかのおすし」について「知らない人について『いか』ない」ことや「知らない人の車に『の』らない」「『お』おきな声でさけぶ」ことなどを紙芝居で説明を受けました。
参加した園児は「大声を出して逃げることを教えてもらいました。悪い人についていかないことを気をつけたい」と話していました。
また、別の園児は「横断歩道は気をつけて渡りたい」と話していました。
鳥取警察署生活安全課の岡田龍昇主任は「小学生になると1人で行動することも増えるので、事故や不審者に気をつけてもらいたい。『いかのおすし』を身につけて、特に大きな声を出すことを心がけてほしい」と話していました。