鳥取藩の御用絵師 根本幽峨の生誕200年を記念する企画展

幕末に鳥取藩の御用絵師として活躍した根本幽峨の生誕200年を記念した企画展が鳥取県立博物館で開かれています。

鳥取で1824年に生まれ鳥取藩の御用絵師として活躍した根本幽峨(ねもと・ゆうが)は、山水画や肖像画などさまざまな作品を手がけたことで知られています。
根本幽峨の生誕200年を記念して鳥取市の県立博物館で開かれている企画展にはおよそ140点の作品が展示されています。
このうち、良質な画材を駆使し色鮮やかに描かれた「平家物語 宇治川先陣・弓流図屏風(うじがわせんじん・ゆみながしずびょうぶ)」は貝殻を砕いて作られた「胡粉(ごふん)」と呼ばれる顔料などで武士のかぶとに取り付けられたくわがたの飾りが立体的に表現されていて根本の高い技術を知ることができます。
また「琴棋書画図(きんきしょがず)」は、中国画にならいつつ、人物の衣にぼかしを入れて立体感を出す西洋画の表現も取り入れて描かれた作品です。
会場にはこのほかにも浮世絵風の作品など根本がさまざまな画風を使い分けて描いた作品が展示されています。
県立博物館美術振興課の山田修平さんは、「根本はいろいろな作品をマルチに手がけていることが特徴で、今回の企画展は大作が多いので、ぜひ見てほしい」と話していました。
この企画展は、来月(3月)20日まで開かれています。
(2月12日を除く毎週月曜日と2月13日は休館日)