ＬＩＮＥ投資詐欺 県西部の50代女性が220万円余の被害

県西部に住む５０代の女性が、ＬＩＮＥで知り合った投資家の指示に従って投資アプリをダウンロードしたことをきっかけに、２２０万円あまりをだまし取られ、警察は特殊詐欺事件として捜査しています。

去年１１月、県西部に住む５０代の女性は、インスタグラムに表示された広告をタップしたところ、表示された著名な投資家を名乗る男のＬＩＮＥアカウントを友だちに追加しました。
この女性は男から紹介されて参加したＬＩＮＥのグループでほかのメンバーが投稿した「男の指示に従い投資に成功した」という話を信じ、勧められた投資アプリをダウンロードしました。
そしてアプリからの指示に従い「金」への投資資金としてインターネット上の口座に７５万円を振り込んだところ投資した「金」の評価額が３２０万円に増えたとアプリ上で表示されました。
女性がお金を引き出そうとしたところ「所得税の振り込みが必要」などという理由で、金の支払いを要求され指定された口座に１４９万円を振り込みました。
しかしその後も金を引き出せなかったことから警察に相談したところ、２２０万円あまりをだまし取られたことがわかったということです。
警察はネットで知り合った人から投資を勧められ、詐欺の被害にあうケースが増えているとして、取り引きしようとする業者が、金融庁に登録されているか事前に確認するよう呼びかけています。