日本赤十字社鳥取県支部の医療救護班 石川県に派遣

能登半島地震の発生から2月1日で1か月です。
避難所で生活している被災者を支援しようと、日本赤十字社鳥取県支部の医療救護班が、石川県に派遣されました。

日本赤十字社鳥取県支部では、能登半島地震の被災地を支援するため、医師や看護師などを先1月4日から順次派遣していて、2月1日朝、県庁で第3陣として石川県に向かう医療救護班5人の出発式が行われました。
出発式では、医療救護班の班長を務める三橋耕平医師が「被災者のために何ができるか考え、全力で職務にあたりたい」と決意を述べたあと、支部の職員たちに見送られながら被災地に向けて出発しました。
5人の医療救護班は、すでに先発隊として現地へ向かっている4人とともに、2日から3日間、石川県内の避難所で生活している被災者の体調確認や、避難所の衛生環境の改善などに取り組む予定です。
三橋医師は「能登半島地震から1か月がたったが、私たちが感じている1か月と被災者の1か月は感じ方が違うと思うので、被災者が感じているストレスの緩和に向け、寄り添いながら支援していきたい」と話していました。