鳥取県 県営住宅で能登半島地震被災者を受け入れへ

能登半島地震を受けて、鳥取県が、避難所で生活している被災者に県営住宅を無償で貸し出し、避難者を受け入れる態勢を整えたことが関係者への取材で分かりました。

能登半島地震で石川県内では、水や食料それに仮設トイレなどが不足する中、多くの被災者が避難所での生活を余儀なくされています。
こうした状況を受けて鳥取県が、希望する被災者に対して県営住宅を無償で貸し出し、避難者を受け入れる態勢を整えたことが関係者への取材で分かりました。
このほか道路が寸断されるなどの影響で、陸路での通行が困難なことから、県は関係機関と連携し、船を使って被災者を受け入れることも検討しているということです。
平井知事は、NHKの取材に対し「東日本大震災のときも、着の身着のまま難を逃れて鳥取に来た人もいた。いろんな住宅を活用しながら温かい支援をさせていただきたい」と述べました。