大みそか 正月用の食材で直売所にぎわう

大みそかの31日、鳥取市にある直売所は正月用の食材や新鮮な海産物を求める人でにぎわいました。

鳥取市賀露の農産物直売所「わったいな」には正月向けの商品のコーナーが設けられ、鏡餅や南天などの食材や飾りおよそ200点が販売されました。
直売所によりますと、ことし1年間に来店した人は去年より20%ほど増えていて、30日は1日で4500人以上が来たということです。
また、隣接する海産物直売所「かろいち」には、山陰を代表する冬の味覚でオスのズワイガニ、「松葉がに」など新鮮な海産物が並べられ、訪れた人たちは品定めをしながら目当ての食材を買い求めていました。
海産物直売所の従業員、遠藤まり子さんは「ことしは比較的価格が手頃で、去年よりも買っていくお客さんが多いように感じる。喜んで買っていただいてうれしい」と話していました。
岡山県から来た60代の男性は「毎年、帰省する子どもや孫と一緒に食べるカニを買いに来ている。食卓がにぎやかになるのが楽しみだ」と話していました。
鳥取市の30代の男性は「これから兵庫県の妻の実家に新鮮な鳥取の魚を持っていって家族みんなで食べる」と話していました。