県産ブランドしいたけ「鳥取茸王」目合わせ会 鳥取

鳥取県産のブランドしいたけ「鳥取茸王」(たけおう)が19日から出荷が始まるのを前に、大きさや形などの基準を確認する「目合わせ会」が、鳥取市で行われました。

「鳥取茸王」は、鳥取市にある日本きのこセンターが開発した原木しいたけ「とっとり115」のうち、傘の大きさが8センチ以上、厚さが2.5センチ以上などの基準を満たしたブランドしいたけです。
日本きのこセンターの研究所には、生産者や研究所の職員などおよそ20人が集まり、大きさや形などを確認する「目合わせ会」が行われました。
参加者は、生産者が持ち込んだしいたけを手に取り、定規で大きさを測るなどして「鳥取茸王」として出荷できるかを協議していました。
鳥取県のしいたけの生産者でつくる組合の会長を務める、鳥取市の長谷川和郎さんは「食べごたえがあり『山のアワビ』とも呼ばれるほどのしいたけなので、ぜひ多くの人に食べてもらいたい」と話していました。
「鳥取茸王」は、19日から主に関東地方のデパートなどに出荷されます。