鳥取県立図書館 電子書籍サービス開始

鳥取市にある県立図書館は、来館しなくても、パソコンなどで図書館のホームページにアクセスすることで、およそ1500冊の電子書籍を読むことができるサービスを12月から試験的に始めました。

電子書籍のサービスは、図書館の利用者の利便性を向上させようと、鳥取県立図書館が12月から試験的に始めました。
県立図書館か、県内の市町村の図書館の利用者カードを持っていれば利用することができ、県立図書館のホームページから、カードの番号とパスワードを入力してログインすれば、ビジネス書や医療・健康に関する書籍など、およそ1500冊を読むことができます。
電子書籍は文字を拡大することができるほか、目が不自由な人のために一部の書籍には文章を読み上げる機能がついています。
県立図書館によりますと、サービスが問題なく提供できるかや、利用者の意見を踏まえて、1月4日から正式にサービスを開始したいとしています。
鳥取県立図書館情報相談課の中村愛司書は、「サービスを使えば、家庭や職場で資料を見ることができます。図書館の遠くに住んでいる人など、たくさんの人に使ってほしい」と話していました。