「名探偵コナン」を車体にラッピング 特急列車の出発式 倉吉

北栄町出身の漫画家、青山剛昌さんの人気漫画「名探偵コナン」のキャラクターが装飾された特急列車が、鳥取県と京都の間で3日から運行を始めました。

倉吉駅と京都駅を結ぶ特急「スーパーはくと」の1編成には、「名探偵コナン」のキャラクターが車体にラッピングされているほかデッキやドアなどにも装飾が施されています。
出発式が開かれた倉吉駅では、「真実はいつもひとつ」というコナンの決めぜりふにあわせて、鳥取県の平井知事らがポーズを取り、出発を見届けました。
鳥取県は再来年(2025年)の大阪・関西万博に向け、国内外から人気を集める漫画のキャラクターを装飾して観光客を呼び込みたいとしていて、漫画の連載と「スーパーはくと」の運行が始まってから、来年でともに30年となるのを前にラッピング列車の運行を始めました。
広島県から訪れた作品のファンという30代の女性は「わくわくが止まらないです。これからも機会があれば乗りに来たい」と話していました。
平井知事は「コナンのキャラクターがたくさん乗っていてこれまでと違う旅が楽しめる。列車に乗って多くの人に山陰に来てほしい」と話していました。
ラッピング列車は再来年まで運行される予定です。