“まるごとっとりパフェ”倉吉北高生徒が開発 鳥取をイメージ

特産の梨を使ったジェラートなど、鳥取をイメージさせるパフェを倉吉北高校の生徒が開発し、20日にお披露目されました。

「まるごとっとりパフェ」と名付けられたスイーツは、倉吉市で建設が進む県立美術館の再来年春のオープンに向けて、地元での関心を高めようと、倉吉北高校の調理クラブの生徒たちが、アートを意識して開発しました。
倉吉市内で、このパフェをお披露目する会が開かれ、スイーツの開発を高校生に依頼した倉吉商工会議所青年部のメンバーがパフェを味わいました。
パフェには、特産の梨を使ったジェラートや、大山をイメージした抹茶ケーキ、それに鳥取砂丘を連想させるラクダの形をしたクッキーが入っています。
また桜の花びらの形をしたピンク色のマシュマロは、倉吉市出身の元横綱・琴櫻と伯桜鵬のしこ名にある桜の漢字からイメージしてトッピングしたということです。
スイーツを開発した倉吉北高校2年の生徒は「ひと皿で鳥取を感じてもらえるように作りました。老若男女が楽しめるスイーツだと思うので、多くの人に食べてもらいたい」と話していました。
また、スイーツの開発を依頼した倉吉商工会議所青年部の馬田浩さんは「初めて完成品を見ましたが、アート感たっぷりなものになったと思う。このスイーツのほかにもアート感のあるメニューがあると思うので、今後も見つけて発信していきたい」と話していました。
このパフェは、12月中旬から期間限定で、倉吉市内のホテルにあるレストランのメニューに加えられることになっています。