氷ノ山でも初冠雪 住民が雪かきなど対応に追われる

鳥取県と兵庫県の境にある氷ノ山でも、13日朝に初冠雪が観測され、地元の住民は雪かきをするなど対応に追われていました。

鳥取県と兵庫県の境にある標高1510メートルの氷ノ山では、昨日の雨がみぞれから雪に変わり、兵庫県養父市の観光協会では初冠雪を観測したと発表しました。
若桜町の「わかさ氷ノ山スキー場」の近くでも雪が積もり、店舗の前では雪かきをする人の姿も見られました。
雪かきをしていた60代の男性は「最近は暑く雪は降らないと思ってたので、起きてみてびっくりしました」と話していました。
別の60代の女性は「寒くなって雪が降るとは聞いていましたが、山の方だけで、この辺りまで降ると思わず、タイヤ交換をしていないのできょうは仕事を休みました」と話していました。

鳥取地方気象台は、鹿野町にある標高921メートルの「鷲峰山」と、鳥取県と兵庫県にまたがる標高1309メートルの「扇ノ山」の2つの山の初冠雪を観測したと発表しました。
「鷲峰山」は平年より17日、去年より18日「扇ノ山」は平年より5日、去年より18日、いずれも早くなっています。