児童たちが書道パフォーマンスに挑戦 鳥取市宝木小学校

鳥取市の小学校で、書道パフォーマンス甲子園で優勝した鳥取城北高校のメンバーに教わりながら、児童たちが巨大な和紙を使って書道に挑戦しました。

巨大な和紙を使った書道は、鳥取市の宝木小学校が、ことしで創立150年を迎えたことを記念して行われ、およそ70人の全校児童が参加しました。
小学校の体育館では、はじめに、ことし7月の書道パフォーマンス甲子園で優勝した鳥取城北高校の書道部の部員が、音楽にあわせて体を動かしながら巨大な和紙に文字を書き上げるパフォーマンスを披露しました。
このあと児童たちは、横6メートル、縦4メートルの大きさの和紙2枚を使って書道に挑戦し、まず6年生の2人が1メートル40センチほどの長さがある筆で、学校名から取った「宝」の漢字を大きく書き上げました。
そして真ん中に大きな「宝」の字が書かれた和紙に、1年生から6年生の児童たちが、部員にコツを教わりながら、将来の夢や好きなことばなどをそれぞれ書いて、一つの作品を完成させていました。
6年生の児童は「筆がとても重たかったけれど、よい字が書けました。この小学校はすごく歴史があると感じました。皆の仲がよくて元気なこの小学校が好きです」と話していました。
全校児童が書き上げた作品は、11月中旬まで、小学校に飾られるということです。