UAEでの「COP28」に派遣の学生3人意気込み語る

11月からUAE=アラブ首長国連邦で開かれる、国連の気候変動対策の会議「COP28」に派遣される、県内の学生3人の出発セレモニーが県庁で開かれ、展示ブースでの発表や各国の若者との意見交換に向けた意気込みを語りました。

11月から始まる国連の気候変動対策の会議「COP28」に派遣されるのは、公立鳥取環境大学の学生2人と、米子工業高等専門学校の学生1人です。
3人は県の派遣事業に応募して選ばれ、来月29日から12月5日までUAE=アラブ首長国連邦のドバイに派遣され、再生可能エネルギーの活用など、鳥取県の取り組みを展示ブースで発表するほか、各国の若者との意見交換を行うことになっています。
公立鳥取環境大学4年生の横山椋大さんは「気候変動の大きな影響を受けるわれわれ世代が、どういったアクションを取るかが非常に重要になる。各国の若者世代と仲間づくりをして今後の活動につなげたい」と意気込みを語っていました。
平井知事は「きょうの意気込みを胸に、鳥取の取り組みを発信したり各国の人から教えてもらったりしながら、よい滞在をしてほしい」と激励していました。
派遣される3人は来年2月ごろに、現地での活動をまとめた報告会を行うことにしています。