閉店スーパーの移動販売引き継いだ企業が営業始める 岩美町

9月末で閉店した、岩美町のJA系スーパーが行っていた移動販売を引き継いだ町内の企業が、24日から営業を始めました。

9月末に閉店したJA系のスーパー「フレッシュライフいわみ」が、岩美町で行っていた食料品の移動販売について、JAではスーパーに代わって事業を続けるとともに、引き継ぎ先を探していました。
こうしたなか、建設業などを行っている町内の企業が事業を引き継ぐことになり、24日からこの企業による移動販売が始まりました。
24日の朝は町内の道の駅でドライバー2人が、移動販売車にいわしやあじ・いかなどの魚介類を積み込み出発しました。
移動販売車が音楽を流しながら販売場所に到着すると、さっそく住民が訪れドライバーと話をしながら魚やパン・牛乳などを購入していました。
利用した107歳の女性は「ありがたいと思って来ています。歳をとると遠いところには行けないので助かります」と話していました。
事業を引き継いだ企業の平家誉也取締役は「移動販売がなくなると困るお客様もいるので、引き継ぐことで役に立てたらと思う。いろいろな声を聞きながら、より利便性のよいものにしていきたい」と話していました。
移動販売車は、毎週月曜日から土曜日までの6日間、町内各地を回るということです。