大山のスキー場でリフトに座席取り付ける作業始まる

中国地方の最高峰・大山にあるスキー場では、冬の営業に向けて、リフトに座席を取り付ける作業が始まりました。

大山町にあるスキー場「だいせんホワイトリゾート」は、初級者から上級者向けまで9つのコースがあり、スキーシーズンには10基のリフトが稼働します。
スキー場では23日から準備が始まり、長さ510メートルのリフトに81台の座席を取り付ける作業が行われました。
作業員たちは、2人乗りの座席を重機を使って持ち上げると、リフトのワイヤーにボルトで固定していきました。
今後、およそ1か月かけて760台の座席を取り付けることにしています。
スキー場によりますと、昨シーズン、スキー場を利用した人はおよそ11万6000人と、スキー教室といった学校行事が再開したことなどから、前の年より4000人ほど増えたということです。
「だいせんホワイトリゾート」の尾関雅大営業課長は「事故がないように細心の注意を払いながら作業し、たくさんの人がゲレンデで楽しんでもらえるように準備していきたい」と話していました。
スキー場は、順調に雪が積もれば12月22日にオープンする予定です。