「犯罪被害者支援大学生ボランティア」に鳥大学生3人任命

犯罪被害者の家族の思いを語り継ぐ活動をサポートしたり、被害者の支援活動を広く伝える取り組みをしたりする大学生ボランティアとして、3人の学生が任命されました。

「犯罪被害者支援大学生ボランティア」に任命されたのは、鳥取大学の学生3人です。
10月20日に、県警察本部で行われた任命式には、このうち学生2人が出席し、県警察本部の半田新一朗本部長から登録証が手渡されました。
半田本部長は「犯罪被害者への県民の理解と共感を深めるために、その一助を担っていただきたい」と述べました。
大学生ボランティアは、被害者の家族や遺族が思いを語り継ぐ講演会や、パネル展といった活動をサポートしたり、被害者を支援する活動を知ってもらうチラシを配る取り組みなどを行うということです。
3年の松岡佑奈さんは「ボランティア活動を通していろんなことを学びたい。犯人が逮捕されたその先にある被害者の思いや苦労を、多くの人に知ってもらいたい」と話していました。
1年の杉井花雪さんは「犯罪被害者の人が、地域の中で過ごしていくために役立つ活動だと思い参加した。地域の人が安心して生活するための活動ができたらうれしい」と話していました。