米子城跡で「ダイヤモンド大山」の観望会

中国地方の最高峰、大山の山頂に朝日が昇る「ダイヤモンド大山」の観望会が鳥取県米子市の米子城跡で開かれ、訪れた人たちが美しい景色を楽しみました。

国の史跡、米子城跡では天候に恵まれれば、毎年2月と10月の延べ6日間、大山の山頂に朝日が昇る「ダイヤモンド大山」を見ることができます。
22日朝は観望会が開かれ、米子市の最低気温が8.6度と冷え込む中、本丸周辺には去年の2倍以上にあたるおよそ2500人が訪れ、朝焼けの空を眺めながら日の出を待ちました。
大山の山頂付近には雲がかかっていましたが、午前6時40分すぎに雲の上から朝日が輝くと、待ち望んでいた人たちは歓声をあげて美しい景色をカメラやスマートフォンで撮影していました。
大山町から家族で訪れた30代の男性は「太陽が出た時に歓声があがって一体感があって、朝から気分が上がりました」と話していました。
米子市から夫婦で訪れた50代の女性は「神々しい景色で1秒ごとに太陽が動いているのがはっきりわかってよかったです」と話していました。
米子城跡では天候に恵まれれば、23日も「ダイヤモンド大山」が見られるということです。