鳥取市の小学生が砂丘近くでサツマイモ掘りを体験

収穫の秋を迎え19日、鳥取市の小学生が砂丘の近くにある畑でサツマイモ掘りを体験しました。

このサツマイモ掘りは、鳥取砂丘の一部を形成する湖山砂丘地域で、農地や農業施設の維持・整備を行っている団体が、子どもたちに農業を知ってもらおうと初めて開かれました。
鳥取市湖山町の休耕畑を利用した農園で、湖山西小学校の1・2年生およそ60人と地元の老人会のメンバーなどが参加し、一緒にサツマイモを掘りました。
児童たちは、両手で土を深くまで掘ってイモを探し、丁寧に掘り出すと「大きいのがとれた!」と歓声を上げていました。
参加した児童は「ボランティアの人たちに手伝ってもらって抜けたのがうれしかった」と話していました。
また別の児童は「いろいろな形の芋がとれてうれしかった」と話していました。
「湖山砂丘地域の農業を考える会」の石黒隆夫会長は「子どもたちがこれほど喜んでくれて、地域の人もたくさん来ていただいて大成功だ。今後も収穫の体験会を行いたい」と話していました。
収穫したサツマイモは、児童がそれぞれ家に持ち帰って味わうということです。