スーパーが生活困窮家庭に食品提供 米子市と連携協定

米子市で3店舗のスーパーを運営する「マックスバリュ西日本」は、市と連携協定を結び、生活が困窮する家庭などに食品を提供する取り組みを始めました。

米子市で3店舗のスーパーを運営する「マックスバリュ西日本」と、米子市は、12日、連携協定を結びました。
スーパーと市が連携し、▼店舗で扱っている賞味期限が迫った食品を、生活が困窮する家庭などを支援する団体に無償で提供するほか、▼家庭で余った食品を店舗に持ち寄ってもらい、支援団体に提供します。
米子市河崎のスーパーでは、店長が賞味期限が迫った5種類のお菓子を箱に詰めて、地元のフードバンクの代表に手渡していました。
スーパーは、今後、家庭で余った食品を寄付してもらうイベントも行うことにしています。
マックスバリュ西日本の新原輝哲本部長は「スーパーは食で地域のお客さまとつながっているので社会的な責任を果たすために取り組んでいきたい」と話しています。
米子市の伊木隆司市長は「店が中継地点になって地域で余った食べ物を提供してもらえることは大変ありがたい」と話しています。