コハクチョウ 今シーズンの初飛来を確認 米子水鳥公園

日本有数のコハクチョウの越冬地として知られる中海に面した米子市の米子水鳥公園で、今シーズン初めてコハクチョウの飛来が確認されました。

コハクチョウは、翼を広げると2メートル近くになる渡り鳥で、秋から冬にかけて、ロシアの北極海沿岸から飛来します。
米子水鳥公園によりますと、10日午前6時すぎに今シーズン初めて、1羽のコハクチョウが公園内の池に飛来したのが確認されました。
コハクチョウは、長旅の疲れを癒やすように水辺で羽を休め、くちばしで羽をととのえていました。
コハクチョウの初飛来は、去年より1日遅いということです。
米子水鳥公園の神谷要館長は「ことしは9月も暑くてどうなるかと思いましたが、標準的な日に来てくれて安心しています。コハクチョウが来ると野鳥が見頃のシーズンを迎えるので、ぜひ見に来てほしいです」と話しています。
米子水鳥公園では、多い時には500羽のコハクチョウが来年3月中旬にかけて観察できるということです。