「万引き防止」警察官の目が動いているようにみえるポスター

10月7日は語呂合わせで「盗難防止の日」とされています。
万引き防止を呼びかける警察官の目が動いているようにみえるユニークなポスターが、鳥取市のスーパーに掲示されました。

このポスターは、10月7日の「盗難防止の日」にあわせて警察と県が制作しました。
ポスターには「その万引きこの目で見とるで」という文言とともに、指を突き出した警察官の目が動いているように見える仕様になっていて、買い物客に万引き防止を強く呼びかけています。
鳥取市湖山町のスーパーでは、このポスターの贈呈式が行われ、式のあとスーパーの店長がさっそく出入り口付近に掲示していました。
そのあと、警察や県の担当者など10人が買い物客にチラシを配りながら「盗難に気をつけてください」と呼びかけていました。
県警察本部によりますと、県内でことしに入って8月末までに発生した万引きの件数は226件で、去年の同じ時期と比べて減ってはいるものの、依然として多いということです。
県警察本部生活安全企画課の山下剛次席は「万引きは、犯罪全体の約3割を占めている。ポスターで犯罪未然防止の意識を高めてもらいたい」と話していました。
このポスターは今後、県内各地のスーパーやコンビニなどで掲示されることになっています。