公立図書館が利用増へ共同キャンペーン スタンプに応じ景品

新型コロナウイルスの影響で減った図書館の利用を増やそうと、県内の公立図書館は、本を借りるなどのミッションをこなした利用者にスタンプを押し、集めたスタンプに応じて景品を贈るキャンペーンを、10月から共同で始めることになりました。

このキャンペーンは、新型コロナの影響で、ここ数年図書館の利用者が減っているため、図書館に足を運んでもらおうと「読書の秋」に合わせて、県立図書館と県内の市町村立図書館あわせて31館が共同で実施します。
キャンペーンでは、それぞれの図書館が本を借りる、おはなし会に参加するなどのミッションを設定し、訪れた人が達成するとスタンプを押してもらえます。
スタンプを集めるのは、自分が住んでいる市町村の図書館以外でも可能で、3つ集めると図書館のキャラクターシールを、6つ集めると人気イラストレーター・ヨシタケシンスケさんのイラストの入った特製クリアファイルがプレゼントされます。
キャンペーン期間は10月1日から12月3日までで、県立図書館は「本を借りるほか、仕事の調べものやおはなし会、音読教室など図書館にはさまざまな利用方法があるので、立ち寄ってほしい」と話しています。