新型コロナ“XBB”系統対応ワクチン 境港市で集団接種開始

新型コロナウイルスのオミクロン株の派生型「XBB」系統に対応するワクチンの集団接種が22から境港市で始まりました。

ワクチンの集団接種会場の境港市にある済生会境港総合病院では、22日の夕方、事前に予約をした人たちが次々と訪れ、接種を受けていました。
使用されるのは、新型コロナウイルスのオミクロン株の一種、「XBB.1.5」に対応したワクチンで、初回の接種が完了した生後6か月以上のすべての人が自己負担なしで接種を受けることができます。
接種を受けた80歳の男性は「今回で7回目の接種です。職場でも集団感染などがあり、受けておいたほうがよいと思い、ワクチンを接種しました」と話していました。
境港市健康づくり推進課の足立統課長は「年末年始になると感染の流行期になるので、早めに接種をしていただきたい」と話していました。
境港市では、市内の17の医療機関で個別接種を行うとともに毎週金曜日の午後と土曜日の午前に集団接種を行うことにしています。