米子駅周辺ホテル「ダイヤモンド大山」楽しむ宿泊プラン販売へ

米子城跡を「絶景の城」としてアピールし観光客を増やそうと、JR米子駅周辺のホテルで作る組合が、10月下旬に大山の山頂に朝日が昇る「ダイヤモンド大山」を楽しむ宿泊プランを販売することになりました。

米子市にある国の史跡・米子城跡は、毎年2月と10月に大山の山頂に朝日が昇る「ダイヤモンド大山」が見られることなどから「絶景の城」として訪れる人が増えています。
JR米子駅周辺の16のホテルでつくる「米子市ホテル旅館組合」は、観光客をさらに増やそうと「ダイヤモンド大山」を楽しむ宿泊プランを初めて販売することになり、21日に内容を検討する会合が開かれました。
その結果、宿泊プランは10月20日・21日・22日のいずれかにホテルに1泊し、翌朝に「ダイヤモンド大山」を楽しんだ後、城下町の観光案内所か「米子城武者隊」のガイドで城跡をめぐることになりました。
特典として「ダイヤモンド大山」が描かれた荷物用のタグや、米子城の形をしたもなかなどがプレゼントされるということです。
次の週からそれぞれのホテルが、宿泊プランを販売する予定です。
「米子市ホテル旅館組合」の皆※廣繁夫組合長は「より多くのお客さまに足を運んでいただき、絶景を経験してほしい。地域の活性化にもつなげていきたい」と話していました。

※「廣」は「まだれ」に「黄」